八丈オクラの種。

地味だけど、大事な作業。
オクラの種を取り出す。

最近の農家さんは種取り派は少なく、種は購入するものになっています。
種取りをするのは効率が下がるからです。

1.種ができるまで、畑をしばらくその作物のために使えなくなってしまいます。
使える畑の面積が小さくなります。
2.種取りに手間と時間がかかります。
種の収穫や、取った後の作業など、の処理です。
ほとんどの作物はさやに守られていますので、さやから種を取り出す作業があります。
地味で面倒です。
3.種の整理と保管に手間がかかります。
取り出した種を品種や年代などを整理して、保管します。
湿度の少ないところや、温度の低いところで保管するのがベストなので、密閉して、冷蔵庫などで保管するのが良いとされています。

など、諸々の事情で、種は買うものになっていますが、私は出来るだけ自分の畑で種取りをしようと考えています。種には育った場所の記憶を持っている可能性があるようです。
種は同じ畑にまくと、成長が良いと。
肥料を与えた場合はそのようには行かないらしいですが。
肥料を与えると土の状態が安定しないためだと思われます。
肥料不使用の自然栽培ならではの種取り作業。

成長乾燥したオクラを裂きながら、種を取り出します。
1ふさに50〜80粒くらいの種が入っています。
作業は家のダイニングテーブル上。笑
手元に置いた器から、種が飛び出て、部屋中に散らばります。
ソファの上にも飛び、背もたれと座面の付け根に落ちます。
取り出そうとすると、隙間が広がり、さらに奥へ。
取り出せない所まで落ちて行きます。笑
ソファの隙間に種まきしてます…
ソファあるあるですが、種を落とす人は少ないでしょう。笑

これだけ沢山の八丈オクラの種が取れました。


私の財産は種です。笑