脂質は悪者ではない?

九条ネギが黄色くなって来た。

秋の葉から冬の寒さに耐えられるしっかりした葉に移り変わる。
黄色の葉の下からみどり色の濃い葉が出てきた。
この寒さでもイキイキと成長する。

絹さやもゆっくりと成長している。

私のテレビ好きは数日前にも報告しましたが、好きなコーナーがあるので、ご紹介。

朝8:00から放送の羽鳥慎一モーニングショー内のそもそも総研。
木曜日9:15過ぎくらいの1コーナー。
そもそも総研。
テレビ朝日キャスターの玉川さんが調査した結果を報告するコーナー。
最新の情報を玉川さんが独自の視点で切り込みまとめています。

昨日12/14放送のそもそも総研。
脂質摂取に関する情報。
イギリスの医学雑誌「ランセット」が発表した論文を取り上げる。

総カロリー中、脂質35%までは摂れば摂るほど死亡率が下がる。

というものが、今回は取り上げられた。

ちなみに日本人の推奨は脂質20〜30%。
(日本の食事摂取基準2015年度版)

東京大学医学部附属病院准教授の意見。
まずはこの報告があるからと言って、動揺しないこと。
一つの報告は事実として受け止めながら、全体を見回していかないといけない。
上記の日本人推奨脂質20〜30%は日本人の平均値を基にして作られた数値であるとのこと。
ランセットのような追跡調査ではない。
脂質の取りすぎはもちろん、取らなすぎも良くないとのこと。

やはりバランスと言ったところなんですかね。

次は、長寿と食生活の関係に詳しい桜美林大学の名誉教授の話。

世界の現在の最長寿は香港。
脂肪の摂取が多い国は長寿になっている。カロリーも多い。
炭水化物が多いところは塩が多くなり、短命。
下記は玉川さんの質問。
カロリーが高いところは肉を食べている量が多い→肉にはタンパク質がある→タンパク質が多いことが長寿になるのではないか?
回答、
かつての沖縄は30年前は日本全国1の長寿県だった。
が、専門家により、沖縄県民は脂肪の取りすぎだといわれ、脂肪の摂取が減って来た。
脂肪の摂取が少なくなるのに連れて、寿命のランキングが落ちて来た。
長寿県ではなく、普通の県になった。
と。
タンパク質が良くて、脂質は悪いということは間違ったことだと言っています。
沖縄県の平均寿命ランキングは1995年まで1位で、その後、右肩下がりで順位を下げている。
それと同時に脂肪の摂取も減って来ている。
因果関係はハッキリしていないとの前置きはあるが、同じ傾きがあることがわかっている。

一方、香港は世界一の長寿。
香港人は全摂取エネルギーの38.8%が脂肪とのこと。
日本の平均は27.6%。

桜美林大名誉教授はBMIに関しても間違いだと言う。
日本の基準ではBMI22が推奨だが、それは早死にに入ると言う。
日本人の長寿の方はBMI24〜27くらいが最も長生きしているとのこと。
理想のBMIは年齢で変化する。
40代以上は24〜27くらいが良い。
高齢になるほどBMIが高い方が長生きします、と言い切っています。

玉川さんのむすびでは、身体にある程度の脂肪を持っているのは、病気をした時に痩せることに対しての蓄えとして使うことができる、となった。

野菜が身体に良いとされているし、肉や脂肪も良いとされる。
やはりバランスのことを考えなくてはならない。
バランスの指標が正しいのか、研究者は追求していますが、全てにおいて、個人差があると思うので、個人に焦点を当てると何が正解か分からない。
運動量やストレスなども影響してくると思う。
自分の体の声に耳を傾けるしかありませんね。

ちなみに、私はそもそも総研を毎週録画して見ています。笑
ガンに関する最新の情報や難病の情報、その他、社会的な問題を根本的な視点から見直し、最新の情報を報告してくれます。
正しいか正しくないかは判断が難しいが、ある程度の最新の情報が入ってくるので、興味深く拝見しています。

振り返ったら、長文になっていました。
失礼しました。笑