つるむらさき。

つるむらさきの蕾

つるむらさきが蕾をつけ始めました。
昨年は霜の影響で種取りができなかったので、今年はしっかりと種取りまで行きたい。

最も成長の良い株を放置しておくと、どれくらい成長するのか観察してみた。
蔓の長さは約4m。
子孫を自分よりもちょっと遠くに残すことで、勢力範囲を広げていく戦略です。


5月中旬に播種したので、ひと月に65cm程度伸びた。なかなかの成長力。
でも、残念ながら、ほとんど成長しなかった株もあり、同じ条件なのになぜなのかを検証する必要もあります。

一方で、タネの性質もあるので、検証はほどほどに。

同じ作物のタネでも、少しずつ成長力が異なるのは、タネには多様性が備わっているから。タネが同一の性質では、危険な条件下で絶滅してしまう可能性がある。それを回避するために、若干のブレがある。
種の保存の為の大事な事象。

大きく成長した株から種取りをして、来年は、より畑に合うタネを蒔きたい。