青年農業者研究大会、埼玉県大会。

青年農業者研究大会、埼玉県大会。

若手農家が自分の農業の思いをぶつける大会。
埼玉県を数ブロックに分割して、その地域から勝ち上がってきた若手農家が発表をした。
栽培技術や作業簡略化の創意工夫、現在の農業についての問題提起、向かうべき方向性などを惜しみなく発表をしてくれた。
春日部管内(越谷市もここに含まれる)にて選出され、本日登壇した方は、2名。1人は最優秀に、1人は3位に入るという結果。
最優秀は料理人から有機栽培農家に転職した方。関東大会に進出。
有機栽培農家には私の思い入れもあり、最優秀になったのはとても嬉しい。関東大会も良い成績を願う。
3位優秀賞を受賞した方は梨栽培農家。慣行栽培。
梨の促成栽培という栽培方法を発表。果樹については詳しくないので、話についていけなかったが、数年後には古木の収量を超える量に達するとのことで、就農時から取り組んでいて順調だと言う。惜しくも3位だったが、果樹栽培の長期を予測する姿勢は参考になった。
他地域の発表者についても大変参考になった。

ゲスト講演はイオンアグリの社長。
数年前からオーガニックを重視していることを知っていたので、楽しみにしていた。まだまだシェアは少ないが、オーガニックを進めているとのこと。今後も引き続き推進していくとのことで、国内の需要にも変化があると、期待したい。

この時期、植物を扱う農家は比較的時間に余裕があるので、勉強会も多い。毎週刺激を受け、精進の日々。