大豆脱穀とフラメンコの話。

大豆脱穀。
初のフラメンコ。

太陽が顔を出さないと、とても寒い。
いよいよ冬の到来です。

大豆を脱穀し始めました。
機械を持っていないので、ひたすら手作業。

サヤが沢山付いていても中身がなかったり、中に虫がいたり、形が悪かったり、シミがあったり、乾燥しきれていなかったり。
いろいろな豆があります。

選別はこれからです。

お呼ばれで、フラメンコを初めて拝見しました。
感動しました。

華麗にドレスを捌き、妖艶でいて、力強くもあり、指先まで繊細にコントロールされている。
ステップは言葉に表せないカンカン!とした甲高さと重厚さが共存している。
リズムは素人には不規則に響くが、正確無比に刻まれている。
肉体はありえないスピード感で柔軟性を見せたかと思うと、強固な姿勢を保ちながら、小刻みに幾つも地球を蹴飛ばす音を発生させる。
地球とケンカしているかのよう。

歌い手さんは正確なリズムを刻み続ける。
手、足、時にはドラムを使い、太い中にキュートな声が響き渡る。
特殊なリズムを延々と刻み続ける。

ギターはリズムと歌と一体化し、情熱と悲哀が渦巻くフラメンコを作り上げる。
特殊な弦のはじき方あり、時にボディを叩きながら、リズム刻む。
主役は踊り手さんだと思うが、音楽が主役のステップの気持ちを上げさせてくれるであろうことが、感じられる。
こちらにも高揚感が伝わってくる。

その距離1m。至近距離でドレスの裾が舞い上がる。
こんな手の届く距離で、ディテールまで感じさせてくれる場所は他に無いでしょう。
感動しました。

このところ、感動するほどの物事に接すると、その裏側を考えてしまう。

この動きを獲得するまでに、どれだけのステップを踏んだのか。
あれだけの音を響かせるシューズにはクッションなんて入っていないだろうし、靴ずれはタコになっているだろう。
肉体は柔軟性と筋力を共存させなくてはならないだろうから、修練は当然、メンテナンスも行き届かせないといけないだろう。

地道な日々の積み重ねが踊り手を作り上げる。

さあ!日々、クワを入れて、草を刈り、タネを蒔こう!

写真のUPは了承を得ていないので、上げていません。申し訳ありません。

機会を作って頂いた、川間駅近くのスタジオシャインさん、ご紹介くれた大袋駅近くのまりんさん、ありがとうございました!

楽しい時間と刺激と感動をありがとうございました!
オレッ!