花粉症について。

花粉症について

野菜を沢山食べて、うんこして、よく寝て、笑顔で運動する。

花粉症、真っ只中。
であるが、私は年々症状が軽くなって来ています。
おそらく来年はほぼ症状がなくなるのでは無いかと思います。

花粉症は治ります。

何をやれば良いか、私の知識をシェアしようと思います。

重要なのは、
1.野菜中心の食事
2.睡眠時間の確保
たったこれだけ。

1.野菜中心の食事
アレルギーの発症について、コップの水で例えられることがある。

水が徐々にコップに溜まり、コップが水で満たされると、水があふれる。

花粉が体内に入り込み、ある程度以上が体内に入ると、体内で処理できなくなり、花粉症として発症する。一度発症すると、治らないと言われている。

人体とコップでは大きな違いがある。
コップではたまった水は減らないが、人体は排出する機能も持っているということ。
花粉の吸引量よりも、体内で処理できる量が増えれば、花粉症は発症しない。

では、どうすれば、体内で処理可能な量を増やせば良いのか。

それは、良い腸内細菌を増やし、腸を良い状態にすれば良い。単純に野菜をたくさん食べれば良い。
その中でも、自然栽培や有機栽培など、薬品を使わずに育てたものの方がより良い。
腸内細菌は食べ物を餌としている。
その中でも、アレルギーに対抗する細菌は、食物繊維を餌にしている。
つまり、野菜をたくさん食べれば、腸内が良い環境になる。

体の皮膚の潤いや鼻腔や口腔の粘膜も腸内細菌の影響を大きく受けていることも分かっている。

肉や魚は、タンパク質の摂取としては、必要かもしれないが、タンパク源としては大豆という選択肢もある。
大豆製品を多く摂取すると女性はホルモンバランスが整いやすくなるとの話もある。

良質な腸内細菌のためには、タンパク源として大豆を摂取することが正解だ。

コメや小麦など炭水化物でお腹を満たすこともあまりよろしくない。食物繊維がほとんど含まれないから。胃袋は限界があるので、野菜を多めに摂取して欲しい。玄米や全粒粉であれば、食物繊維が入っているので、そちらは推奨できる。

野菜を多く摂取していると、便がすんなり出るようになる。しかも大量に。笑

これは腸内環境にとって良い兆候である。健康な人の便はほとんどが水分だが、水分以外の成分は、1/3が腸内細菌、食べカスが1/3、腸の粘膜が1/3。便が増えるということは、それだけ腸内細菌が増えるということ。

排便によって、体内の毒素やアレルギー物質も排出されるのが人体である。
腸内細菌の増加によって処理される量が増える。

自然栽培や有機栽培の方が良い理由としては、こちらの方が、一般の野菜よりも、腸内細菌に影響のある化学物質が少ないこと、栄養価や抗酸化力が高いこと、が挙げられる。体に無理せず吸収され、免疫力を高めることにつながるからである。

コップの水を、腸内細菌という小人たちにすくって排水処理をしてもらえば、コップから水はあふれない。

2.睡眠時間の確保
腸内細菌が整い始めると、体も徐々に整理されていく。
そこで重要なになるのが、睡眠。
体が欲している量の睡眠をしっかり取れるかが、体を整えるのに重要となる。

睡眠中に腸内細菌が活発に動き、腸との連携を強めるからである。
なぜ、腸内細菌と腸が連携を強める必要があるのか。

体の各種細胞が不要になったら、どうなるか、ということに関係している。
細胞は劣化して、不要となったら、壊れる。極小となり、血液などの循環物質と共に流れ、腸壁が剥がれ落ちることで排出される。

そこで手助けしているのが、腸内細菌なのである。腸内細菌が活発に働くことで、排便量も増加し、体内の老廃物を押し出してくれるのだ。

平均的に7時間の睡眠が必要とされている。ショートスリーパーの方も多いと思うが、腸や体のことを考えるとある程度の睡眠が必要なのである。

人体の細胞は小腸などの早いもので、2〜3日で新しい細胞と入れ替わり、逆に遅いものは、骨で、2〜3年もかかる。筋肉は半年〜1年。花粉症が軽減されるのも数年かかるのも想像できる。
私の体質改善も5年目に入った。

3.その他
野菜と睡眠の他、
・ストレスの少ない生活
・適度な運動
が重要。
ストレスにより、上記のとおり活動したことが水の泡になる。実はストレスが最も悪だという見方さえできる。
運動は体の血液を送るのを補助している。筋肉を鍛えることで、体温が上がり、免疫力もアップする。排便のお助けにもなる。

この分野もいろいろと言いたいことがあるが、長くなるので、今回は割愛。別の機会があれば。

以上が私の知識と考察。
これは花粉症以外の、がんなどの生活習慣病全てに適応しているはずですので、健康を気にする方は是非。予防的にも。

さて、私は医療従事者ではないので、医学的なエビデンスはない。が、様々な書籍から得た知識であり、専門家の意見を統合し、私の経験をまとめたものである。ご理解のほどを。

ちなみに、少々、肉について。
肉を沢山食べるのは脳の発達に対して良い効果があったという説があるので、ご紹介しておきます。
チンパンジーやオランウータンなどの類人猿と人類との異なりは脳の大きさにあると言われている。人類の脳が大きくなり始めた時期と、人類の食肉が開始された時期が一致しているとのこと。
高カロリー、高タンパクなものが手に入るようになり、脳が発達したということだ。
だからといって、肉ばかりを食べているのは別の機能に支障を来す恐れもある。そのリスクを理解して、肉食を選択するのであれば、それはそれでよろしいかと。

野菜を沢山食べて、うんこして、よく寝て、笑顔で運動する。これで、花粉症からさようなら。